ご葬儀の準備のあれこれ
どうも皆さんおはようございます。Kです。
今日は前回に引き続き、お勉強会です。
前回
それではさっそくいってみよう!
ご葬儀の方針を決めよう!
まず、どの宗教や宗派によって葬儀を行うかを確認します。次に通夜や葬儀の規模、日取り、場所、喪主や世話人代表を決めます。
喪主は誰?
葬儀の最高責任者であり、弔問を受ける中心になるのが喪主です。喪主は、故人と最も縁の深い人がなるのが原則らしいので、普通は故人様の配偶者がなります。配偶者がいなければ同姓の子になります。同性!知りませんでした…
宗教、宗派はなにか
基本的には故人様の信仰や意思に従います。故人様が無宗教の場合は、生家や婚家の宗教によって行うこともあります。故人様の意向でお式は仏式だけどご家族の皆さんはカトリック…なんてこともよくあります。
葬儀の規模の確定
一番大きいのは予算ですが、さらに故人様の社会的な地位、交際の範囲、あるいは喪主の社会的な地位によっても異なります。昨今の情勢を鑑みると厳しいものがありますが、なるべく多くの方に弔問していただけるよう葬儀業者のなかでも考えていただけるそうです。お式だけご家族で終わらせて、お焼香だけしていただくとか…
場所はどうするか
自宅を会場にすることもありますが、最近は互助会の所有する斎場を利用することが圧倒的に多くなっています。団地やマンション、公営住宅などでは集会場を利用することもできるので、管理組合や管理人、自治会などに問い合わせてみましょう。
葬儀の日取りは
日取りは、葬儀の司式者である僧侶や神父などの都合、火葬場の都合、遠方の親類や弔問客の到着までに必要な時間、死亡通知書が郵送されるのにかかる時間などを考慮して決めます。友引は避け、年末や正月早々の不幸の時は、せめて三が日が明けてからにします。
世話人はどうするか
喪主が最高責任を負うといっても、弔問を受けるのが第一の役目ですから、なるべく遺体の側を離れたくないものです。また、葬儀の一切が終わるまでは、さまざまな段取りや準備が必要で、遺族だけでは手が回りかねるのが普通です。実際の運営は親類や友人、勤務先の同僚、あるいは町内会の人たちの中で気心の知れた人に世話人になってもらう場合もあります。世話人は会葬者と区別するためにリボンをつけるといいでしょう。
世話役・諸係の仕事例
世話役(代表) 1名
葬儀全体の企画・運営・進行を担当します。親戚・友人・知人・勤務先の人・隣近所の人などで喪家の家庭事情に詳しく、葬儀の知識や経験が豊富な人ならさらに適任でしょう。
会計係 2名
遺族から現金を預かり葬儀全体に関わる経理全般を担当します。香典の管理、現金の出納・精算、出納帳の記入などが主な仕事です。親族・その他から1名ずつ選ぶとよいでしょう。
受付係 2名
弔問客・会葬者の受付(記帳簿の整理、香典・供物の受け取り)と応対を担当します。場合によって、携帯品係・手荷物係・下足係などを設けることもあります。近親者以外の人に頼みます。
進行係 1名
喪主や葬儀委員長・互助会や葬祭業者と打ち合わせて通夜・葬儀の司会進行・弔辞の依頼・弔電の整理などを担当します。
接待係 数名
僧侶・弔問客・会葬者の案内と誘導、接待、通夜ぶるまいや精進落としの手配・準備、遺族の夜食の用意などを担当します。親戚や隣近所の女性に頼むとよいでしょう。
車両係 数名
車両や霊柩車の整理・誘導・駐車場の手配、最寄りの警察署へ道路使用許可を申請するなどを担当します。勤務先の人(男性)に頼むとよいでしょう。
あくまで一例です。必ずしもこの人数で進めなければならないといったわけではありませんので
臨終から火葬までのスケジュール
● 「火葬は死後24時間を経過してから行なう」という以外、葬儀の日程に関する法的決まりはありません。ですから、寺院の都合、火葬場や斎場のあき具合、遠方の親戚や弔問客の到着までの時間などを考慮して決めます。
● ほとんどの火葬場は、正月三が日は休業します。「友引」を休業日としている火葬場もあります。最近ではこうした友引などという根拠のない風習にとらわれない火葬場も出てきました。
● 関東北部より北の地域では、火葬を先に行ない遺骨で葬儀を行なういわゆる「骨葬」を行なうこともあります。
菩提寺(檀那寺)に連絡する
葬儀までに決めておくことで、宗教・宗派を確認することですが、日本の葬儀の多くは仏式なのが現実です。仏式の場合、葬儀は一般的には檀那寺(だんなでら・菩提寺(ぼだいじ))の僧侶にお願いすることになっています。
しかし、檀那寺が遠くにあって葬儀を依頼できない場合には、同じ宗派の近くの寺院を互助会・葬祭業者に紹介してもらいます。そのときも、戒名(かいみょう)は必ず檀那寺からいただくようにしたほうがよいでしょう。
別の寺院につけてもらうと、いざ納骨となったとき菩提寺から断られたり、戒名の改名をしなければならないこともあるからです。檀那寺や宗派がわからないときは、親類に聞いてみます。
檀那寺と菩提寺って何?
檀那寺とは、その寺院にお布施をしてさまざまな活動を支えている、自身が檀家であるお寺のことです。一方、菩提寺は檀家であるかどうかは別として、葬儀や法要をお願いするお寺のことを指します。さらに、厳格に言うのであれば、そのお寺の土地に先祖代々のお墓がある場合にのみ、菩提寺と呼びます。
あまり厳密に菩提寺と檀那寺という言葉を使い分ける必要はありませんが、お寺の土地にお墓があり、葬儀や法要を依頼する場合は菩提寺、信者としてお寺をさまざまな面で支援している場合は檀那寺という違いがあります。
神社・教会の場合
神式の場合
関係のある氏神(うじがみ)の神職に斎主(さいしゅ)をお願いします。
一般的に、神社では葬儀を行なうことはありません。式場の場所(自宅、斎場など)に斎主に来てもらうことになります。
キリスト教式の場合
カトリックなら神父に、プロテスタントなら牧師に臨終に立ち会ってもらうこともあります。葬儀は神父・牧師の指導にしたがって行なわれます。
会葬側のポイント
故人様との対面は?
対面するときのマナー
弔問のとき遺族から故人様との対面を請われたら、枕元に座って、
1.両手をついて故人様に一礼する
2.遺族が顔の白布をとったら死に顔を少しの間見つめる
3.故人様に一礼して合掌する
4.少し退いて遺族に一礼する
病院ではこれを立ったまま行います。両手を床につくことはできませんから、最初は丁重な立礼でこれに代えます。
自分から対面を求めるのは、原則として遠慮すべきですが、別れを告げる最後の機会ですから、どうしてもというときは心をこめ、礼を尽くして遺族にお願いしてみましょう。
対面したくないときはどうするか
「ぜひ故人とお別れをしてやってください」と遺族から対面を請われても、取り乱してしまいそうな場合、あるいは生前の元気な姿を思い出として大切にしたいなどの理由から対面したくないときは、そのことをきちんと伝え、遺族の気持ちを傷つけないように辞退します。
まとめ
事前に決めておきたい8つのこと
1. 喪主の決定
葬儀の主催者として遺族を代表する喪主をまず決めます。葬儀の通知状は、喪主の名で通知することになるからです。
一般的には喪主には、故人様の配偶者、長男、長女、親、兄弟の順で故人とのつながりが深い人を選びます。結婚して姓が変わっていても、故人様の実の娘であれば喪主になってもかまいません。
未成年者が喪主になるときは、後見人を立てます。
2. 宗教・宗派の確認
葬儀は、故人様あるいはご家族の宗旨(しゅうし)で営まれます。仏式、神式、キリスト教式といった従来からの形式と、最近では特定の宗教によらない無宗教葬で営まれる場合もあります。
まず、基本はこの葬儀の形式を故人様の信仰や遺志、故人様の家のしきたりに沿って決めます。
3. 葬儀規模の確定
会葬礼状、会葬御礼品、食事等の手配や世話役の人数や配置、葬儀式場を決定するためにも、会葬者数をある程度予測しておくことが大切です。故人様の生前の交際範囲とご遺族の交際範囲が、一つの目安となります。
予想される会葬者数に香典の平均額をかければ、大体の予算が把握できます。これをもとに業者と相談し、葬儀の規模を決めればよいでしょう。
4. 式場の決定
葬儀式場として、斎場(葬儀の専門式場)、寺院、自宅、公共の集会所や公民館、ホテルなどがあります。
故人様の遺志や会葬者の人数、利便性などを考えたうえで決めます。
5. 葬儀の日取りの決定
日取りは、葬儀の司式者である僧侶や新婦などの都合、火葬場の都合、遠方の親類や弔問客の到着までに必要な時間、死亡通知書が郵送されるのにかかる時間などを考慮して決めます。友引は避け、年末や正月早々の不幸の時は、せめて三が日が明けてからにします。
6. 祭壇の決定
故人の人となりをいかに表現するかが、祭壇の決め方に大きく影響してきます。
喪家側は、故人の性格や信条を率直に互助会・葬祭業者に伝えて、そのイメージを具体化するプランを業者に出してもらいます。
7. 世話役への依頼
規模によっては弔問(ちょうもん)を受けるのに忙しい喪主や遺族に代わって葬儀の進行をとりしきる世話人(世話役)を立てておくと便利です。
親戚や友人・知人、勤務先関係、町内会等で信頼できる人に引き受けてもらいます。喪家の窓口になる受付係は町内会関係・会社関係など係を分けて依頼するとよいでしょ
8. 葬儀費用の把握
1~6の内容をもとに互助会・葬祭業者と打ち合わせをして、見積書を取り葬儀費用を準備しておきます。
大体こんなところでしょうか?あ~また長くなってしまった…とてつもない文字数に…
ここまで読んでくださってありがとうございます!
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あ~そろそろふざけたい…
ではまた。
(筆者:中の人 K )