何で大切なの?
おはようございます(^^)
今日は、『納棺』『湯灌』が
なぜ大切な儀式なのか?
なぜ儀式をするのか?
をお話しさせていただこうと思います(^^)
『納棺』『湯灌』を行う理由としてまずは一つ。
故人様の身を清め最期の旅支度をしていただく為です。
ですが隠された本当の理由があります。
それは、残されたご家族の為。
死というものは、突然訪れるものです。
朝元気にいってらっしゃいと送り出したのに、急に電話がかかってきて交通事故にあった。
会社で事故にあった。
事件に巻き込まれてしまった。
明日は自分が死んでしまうかもしれない。あるいは、遺族になるかもしれない。
死は本当にすぐ身近にあるのです。
ご病気でもご高齢でもそうです。ご病気だったりご高齢の家族がいたりするとある程度覚悟はできますよね?
でも、いざその時が来てしまったら?心にポッカリと大きな穴が開いた感覚になると思います。
人はなかなか死というものを受け入れることが難しいです。
心にポッカリと穴が開いてしまい、夢のようなフワフワした感覚
でも葬儀の準備で慌ただしく過ぎていく時間。
現実なのか夢なのか。悲しいはずなのに涙も出てこない。
泣けない。
ゆっくりと故人様に触れる時間も、〝ありがとう〟〝ごめんね〟を声に出して伝える時間もない。
そんなご家族の為に行うのが『納棺』『湯灌』の儀式です。
この儀式の時間が唯一、故人様に触れ、声を掛ける事ができ
自分自身も死を受け入れ前に進んでいく準備をする時間なのです。
どうぞ後悔のないよう最期の時間を過ごされてください。
『納棺』『湯灌』が大切な儀式とお解かりいただけたでしょうか?
少しでも皆様の心に届くと幸いです。
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~ラストメイクあまねの心~
周(あまね)には、〝人と人をつなぐ〟という意味があります。
追福追善あまねの儀を通じてご縁をつなぎ
ご家族の心に寄り添い偲ぶ時間を大切に過ごして頂くお手伝いができればと思っております。
『何かあればあまねに』
そう思っていただけるよう、日々精進してまいります。
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